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ご存じですか?「セルフビルド」

当社でも どうしても予算的に難しいお仕事の場合 たまに提案させて頂いてます。「セルフビルド」とは読んで字のごとし!そうです クライアント自らの手でモノづくりをして頂くのです。だって プロの職人さんに来て頂ける予算が無いのですから。仕方ないですよね〜。けしてクライアントをいじめているわけでは無いですし 誤解はしないでください。もちろん クライアントに勝手に○○をしといてください!なんて言えませんから〜(悲)結局は私たちもお手伝いするんですもんね。断然 私たちにとってはそちらの方が手間がかかるんですよね〜(悲)でも・・・

その方が楽しかったりもします。そんな気持が良くかかれているエッセイを日経新聞の紙面に発見したのでご紹介しますね!
自宅のセルフビルドリフォーム。ああ、ついに完成。長い道のりであった。ばんざーい!
壁も扉も、自分で塗ったから仕上がりはイマイチ。それでも、家に手を入れてよかった。そう実感したのは、息子の部屋の壁を塗っていたとき。
珪藻土がかなりあまったので、北向きの子供部屋を2度塗りしようと思い立ち、平日の午後に一人で壁塗りに行った。夕焼けを見ながら黙々とコテで珪藻土を塗り込める。この部屋で息子は眠り、遊び、勉強して思春期を過ごすのだな。そう思うと無性にいとおしくなり、やがて、呪文を唱えながら壁を塗っている自分に気づいた。
「だいじょうぶ、君は素敵な大人になるよ。お母さんが保証する。へこむことがあっても、お母さんはいつも君の味方だ。この部屋でいっぱいしあわせになりな。
呪文を唱えながら壁を塗り込めていると、思いが部屋に塗り込められるようで、ますます気持ちがこもる。そんな作業を続けていると、自分の中の愛情がどんどんあふれ出して、とても気持ちが良い。こんな風に子供を愛せる自分がいる。それだけで、もう何もかも大丈夫じゃ!と言う気分になる。
そうか、「手をかける」事で相手が喜ぶなんてほんのおまけみたいなもんだな。誰かのためにと手をかけたことが、実は一番自分のためになっている。だから自分のために、手をかける。思春期の子育てに迷っていた私にとって、これはちょっとした発見。
そんなこんなで仕上がった我が家。気づけば家族以外にも「この扉は○○さんが」「この壁は××くんが」と、人の手あとがたくさん塗り込められた家になった。それぞれがどんな思いを塗り込めたかは不明。でも「すごい楽しかった!」と手伝ってくれた友人達の顔を思い浮かべると、こんな家に私は住めて幸せだなぁ、と思う。
と言う様なエッセイですが 案外私が皆様のお家やお店づくりをしている時も こんな感じなんですよ。そこにいて 生活やお仕事をしている皆さんを想像しながら プランしたり モノづくりをしているのですから。想像力だけは豊かなんです(笑)

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コメント (4)

きんぎょ:

こんちわ。
セルフビルド・・・という言葉に
ちょっと興味がありました。
セルフとはドコまでですか?
組み立てだけ???
ドコまでかも相談できるモノなんでしょうか?
最近、引越しを考えている
伊丹出身者です。
またページのぞかせていただきます。

これはこれは!きんぎょさん コメントありがとうございます。セルフビルドがどこまで可能か?ですか・・・ん〜難しいですね。こちらとしましては「きんぎょさんはどこまでできますか?」って感じでしょうか。セルフビルドの目的がどのような目的かっ?てことかもしれませんね。コスト削減の為なのか 自分も作業に参加して楽しみたいのか それによって大きく変わるんじゃないですかね〜。ただモノをつくるって事には最適な行程って言うモノがありまして コスト削減の為にセルフビルドする場合は間違いなく プロが作業するよりは遅くなりますから そのあたりは良く考えておかないと大変なことになりますね。引っ越ししないといけない時期は来てるのに お部屋の改装がまだ完成していないなんて事に十分なりえますからね〜。よくお考えください!上記を踏まえた上で セルフビルドの範囲はご自分が考えることですね〜、当方としましてはどこまででもご協力致しますので。ではでは!

きんぎょ:

ふむふむ、、、なるほど。。。
とても良くわかりました。
モノを作るのは大好きです。
コスト削減も大切。
引越しは近々ではありませんが
そろそろUターンで伊丹に
もどるつもりでいます。
部屋の改装に日々家具のカタログを
集めていますが、なかなか思うモノに
出会えないもんですなぁ。
お話し参考になりました。
ありがとうございます。
伊丹も変わったんだろうなぁ〜と
ちょっと不安(-_-;) 
では、また。

そうですよね〜!自分がイメージする 欲しいモノって
なかなかないんですよね
だから私の場合は 作っちゃいます!
それが一番手っ取り早いですから〜。
伊丹にUターンですか、どのくらい離れていたのでしょうか?
そりゃもう 変わってますから〜。
帰ってきた折りには また是非 お声掛けくださいね!
ではでは・・・

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