「なぜ日本人は端が好きか？」
つい先日ですが興味深い 言葉が新聞紙上で目につきました
確かに わたしも電車などでは間違いなく端に座ります・・・・。
なぜ人は端を目指すのか。その謎を解く鍵として ある教授は「パーソナルスペース（個人空間）」の存在を指摘する。これは動物の縄張りににた空間で、誰しもが持っているモノらしい。共通しているのは他人がここに入り込むと不快感やいらだちを覚える空間だという。
興味深いことに 子供の頃にはこうした感覚はなく 大人になってからこの感覚は形成されるモノであるという。
大人の場合、心の動きは複雑で、他人との接触を避けようとする一方、何かに触れ気持ちを落ち着かせたい意識も働く。周囲に何もないと、今度は不安を感じてしまうのだ。つまり 二つの欲求を同時に満たすのが端の席と言うことらしい。
しかし こういう場所の選び方には国民性もあり フランス人などは端には座らずカフェなどでは 外を見やすいテラス席の中央から座っていくらしい。日本人の場合は まず集団の中でなるべく目立ちたくないと言う意識が働き間違いなく 真ん中からは座らない。
日本人の「端っこ好き」は心理的な要因だけでは無く効率優先の生活スタイルにも影響されると言うことで ホント奥の深い話です・・・。
このように 子供・大人だけではなく国民性の違いにより それぞれの人が望むモノが異なるわけですし デザインにしても何にしても 十人十色は当然ですね！
今後もmoveは パーソナルデザインに力を入れて参ります！笑
